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旅粒とachordionと、そして旅するもみじ市

06 26, 2009
旅粒

先日、アーテコハウスで素晴らしい演奏を聴かせてくれたアコーディオンのお二人。そのアコーディオンのブログで、もみじ市が今度は北海道で開催されることを知りました。その旅するもみじ市の特設ブログで、この北海道発の小冊子『旅粒』の存在を知ったのです。

旅粒

旅粒を作っているのは、札幌に住むふたりの女性。さっそくサイトから購入して読んでみました。表紙からもセンスの良さが窺えるのですが、内容も素晴らしい。その名のとおり旅にまつわる話から、現代美術、デザイン、活版印刷の話題まで。自分たちの好きなものを突き詰めて作っていけば、ここまで芯の通った冊子が作れるものなのかと感心しました。ぜひ、多くの人に手にとってもらいたい小冊子です。

achordion

さて、その旅粒のおふたりも参加する「旅するもみじ市 in 北海道」は、明日(6月27日)から始まります。旅粒4号の先行発売もあるみたいです。もちろん、achordionのライブもありますよ。

で、僕はといえば、旅粒をもう1冊購入しようと考えています。あんまり素敵な小冊子だからと、うちの嫁さんがアコーディオンのおふたりにプレゼントしちゃったもので。素敵なものはいつも、円環を描くように、ぐるりとどこかで繋がっているものなんでしょうね。

旅粒
 リンク先から購入できます。
cholon : 旅するもみじ市 in 北海道
achordion
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房総の暮らしを巡る旅『旅のかばん』

02 15, 2009
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ちょっと前にこのブログでも紹介した『きっと』と同じように、やはり雑誌で知った房総の暮らしを紹介する小冊子『旅のかばん』が届きました。

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A5版カラー31ページの誌面には、房総の風景とそこに暮らす魅力的な人々が紹介されています。まず、目を奪われるのが写真家、平野太呂の撮影した美しい写真です。

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そして何より面白かったのは、何となく知っているようでいて知らなかった、房総に暮らす人々の活き活きとした暮らしぶりでした。地域と人を繋げる地域通貨「安房マネー」や、そこから生まれた「あわあわマーケット」など。房総の地に惹かれ、そこに移り住む人々がいるということは、それなりにちゃんとした理由があるのです。

2008年の6月に創刊されたこの小冊子の最後のページには、編集者の吉田泰洋さんのあとがきがあります。以下、引用します。

一冊の本をつくることをきっかけに、房総で暮らすたくさんの人たちと知り合うことができました。自分の生まれ故郷を好きになろうとしてはじめた雑誌づくり。おいしい食べ物よりも、美しい風景よりも、ぼくにとってはその土地で暮らす人たちとの出会いがいちばんの楽しみでした。地元の方たちも移住の方たちも、快く取材に応じてくださったことを、心より感謝します。読者の皆さんにとってこの一冊が、房総へ連れ添う『旅のかばん』になってくれることを願っています。



この気持ちはとてもよくわかります。こんな出会いがあるからこそ、僕もブリッジを作り続けているのです。

itohen | books
定価300円の旅のかばんは、上記リンク先から購入できます。

far.m blog | 旅のかばん-房総の暮らしを巡る旅-
その他の取扱い店舗は、上記のブログで紹介されています。
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高遠発のリトルプレス『きっと』

02 11, 2009
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長野県伊那市高遠町から、リトルプレス『きっと』の創刊号が届きました。

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うちの嫁さんがたまたま雑誌で見かけて興味を持って、早速注文してくれたものです。この小冊子、雑誌を作るのは初めてという、3人の女性が発行しています。

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誌面から伝わってくるのは、まだ行ったことのない長野の冬の匂いと、3人の編集者の静かな情熱です。初めてでここまでつくるのは、さぞかし大変だったはず。丁寧な取材と、気持ちのこもった文章。多分、この小冊子を手に取った誰もが、薪ストーブの中で揺れる炎にも似たような暖かさを感じるはずです。

500円で販売している『きっと』は、僕らが作っているフリーペーパーとはかたちこそ違いますが、地域に根を張った暮らしを伝えるというコンセプトはまったく同じ。『きっと』の表紙に書かれているような、「小さな出会い」が、これからもっと広がっていくことでしょう。

きっと
リンク先から注文できます。ぜひ、どうぞ。
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地方で暮らすから見えること

10 16, 2008
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愛知県豊橋市から荷物が届いて、開けてみるとそこには1冊の雑誌と手紙が入っていた。以前、Bridgeを送ったのが縁で、自分が作っていたフリーペーパー『パンホリック』と東三河で発行している雑誌『QUATRO』と『fratto』を送ってくれた、デザイナーの宮下さんからだった。(Bridge パンと暮らすフリーペーパーpanholic

脱情報誌を目指そうとリニューアル準備中だった『QUATRO』は、会社とのビジョンの相違でどうやら座礁しそうだという。送られてきた最新号の『fratto』には、「地方発信がタウン誌だけだなんて悲しすぎるので、今号は編集長と話して、なるべく情報を入れないような本づくりをしてみました。」と書かれていている手紙が添えられていた。美しい写真と洗練された記事。最後まで読まないと、おそらくこれが地方発の雑誌だとは誰も気がつかないに違いない。自分たちが暮らす地方の美しい場所をさらりと紹介しながらも、読んだ人がその場所に訪れてみたいと思わせるような、とてもいい本だった。

最近のニュースで、関西の老舗タウン誌エルマガが休刊になるという話を聞いた。(「エルマガ」来年2月号で休刊 - MSN産経ニュース)相次ぐ雑誌の廃刊や休刊。やはりどの雑誌も広告が取れなくなってきているらしい。

宮下さんは前の手紙に、「地方で暮らすから見えること、感じられること、楽しめること。そんなあたりまえのことをごく普通に本にできたらなあと思います。」と書いていた。「情報ではなくストーリーを届けたい」とも。この気持ちが僕には痛いくらいによく分かるから、『QUATRO』が座礁した悔しさもとてもよく分かる。情報を届ける手段はたくさんある。新聞、テレビ、ネットに情報誌。僕もブリッジでは、それらのメディアでは伝えきれない何かを届けたいと、いつも思っている。

あまり関係ない話かもしれないけど、生まれた鳥取県を離れず、ずっと地方で暮らしながらモダニズムを追い続けた写真家、植田正治のことを思い出した。地方で何かを発信するということは、田舎の良さをアピールするだけじゃない。僕はいつも、そう思っている。

植田正治の世界 (コロナ・ブックス 136)植田正治の世界 (コロナ・ブックス 136)
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人間はいいものかしら

08 09, 2008
新美南吉童話集 (ハルキ文庫)新美南吉童話集 (ハルキ文庫)
(2006/11)
新美 南吉

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むこうの ほそみち
ぼたんが さいた
さいた さいた
ぼたんが さいた

新美南吉 こぞうさんの おきょう より引用



和尚さんの代わりに来た小僧さんが、こんなお経を唱えてくれたら実に楽しいだろうな。

友人が1冊の文庫本をプレゼントしてくれて、すごく久しぶりに新美南吉の童話を読みました。登場人物の台詞がとても新鮮で心地良く、滋味溢れる手料理を味わったような気分になりました。巻末の谷川俊太郎のエッセイも良いですよ。

「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら」

新美南吉 手袋を買いに より引用



人間はなかなかいいものですよ。この本を読みながら、僕は遠くの街でパンを焼く友人のことを想うわけです。またゆっくり一杯呑みましょう。今年の夏はやたらと暑いから、くれぐれも身体にだけは気を付けて。

新美南吉の童話は青空文庫でも読めますので、ぜひどうぞ。

新美南吉 こぞうさんの おきょう
新美南吉 手袋を買いに
新美 南吉 青空文庫
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パンと暮らすフリーペーパーpanholic

05 24, 2008
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ブリッジのバックナンバーを送らせていただいたのが縁で、愉しいフリーペーパーを送ってもらいました。この「パンホリック」というフリーペーパー、パン好きのご夫婦が作る、とてもキュートなフリーペーパーなのです。

パンホリックの創刊号が出たのは2005年の夏のこと。僕はたまたま発行当時からこのフリーペーパーのことを知っていたのですが、読んでみたいと思いながらも、つい申し込み損ねて入手できないままだったのでした。それが巡り巡って今度は自分がフリーペーパーを発行する立場になり、それがきっかけで再びこのパンホリックとこうして出会うなんて、いやはや不思議なものですね。

パンホリックのデザインを手掛けるbloomcolorsさんから、東三河のフリーペーパー「QUATRO」と、豊橋発の雑誌「fratto」も送っていただきました。どちらもとてもクオリティーの高いデザインで、地方での暮らしから始まる雑誌の可能性を感じずにはいられません。

panholic
東三河をもっと面白くするフリーマガジン 『 QUATRO 』(静岡県) | Pagu!
fratto:恋する街時間。わたしが暮らす街のすてきな休日計画。

東三河をもっと面白くするフリーペーパー「クアトロ」
おっと、クアトロのサイトがローンチしてました。
QUATRO's NOTE | 素敵なお届け物
クアトロのスタッフブログで、ブリッジを紹介してくださっています。
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限界集落 / 梶井照陰

04 26, 2008
限界集落ーMarginal Village限界集落ーMarginal Village
(2008/02/08)
梶井照陰

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限界集落とは、過疎化などにより、65歳以上の高齢者が集落人口の50%を超え、独居老人世帯が増加し、社会的共同生活の維持が困難な状態にある集落を指す。


「いいのか日本?今後10年以内に423の集落が消滅する…。」という帯の惹句につられて手に取った写真集。しかしページを捲ってみると、そこにあったのは挑発的な帯の文句とは裏腹な、どこまでも穏やかな日本の風景と、そこに暮らす老人たちの屈託のない笑顔でした。これは一体誰が撮った写真なんだろうと奥付を見ると、そこには著者「梶井照陰」とありました。あぁ、そうだったのか。

NAMI―梶井照陰写真集NAMI―梶井照陰写真集
(2007/07)
梶井 照陰

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梶井照陰は1976年生まれ。佐渡島で真言宗の僧侶をするかたわら写真家としても活動。佐渡の波を撮り続けたシリーズで、第1回フォイル・アワードのグランプリを受賞。写真集『NAMI』を発表し、一躍世間に知られるようになりました。

この『限界集落』、写真はもちろん、ルポルタージュの文章も梶井照陰によるものなのですが、たんたんと情景を描写するだけで、だからこうしなくちゃいけないなんてことは一切書かれていません。そこにある風景と人に、静かに、寄り添うようにして撮られた写真。おそらく、ここに載っている集落の多くは、数年後には消えてゆくのでしょう。時代の流れ、と言ってしまえばそれまでのことですが、その先に、深く暗い闇を覗きこんだような気持ちになりました。僕らはどこかで間違ってしまったのでしょうか?そしてこの先もずっと、失い続けるしかないのでしょうか?

梶井照陰 限界集落
 FOIL WEBでの連載を読むことができます。
梶井照陰 NAMI
 写真集『NAMI』のページ。
梶井照陰-Syoin kajii`s Website-
 梶井照陰のオフィシャルサイト。
【写真展リアルタイムレポート】梶井照陰写真展「NAMI」

限界集落 - Wikipedia
とことん住民力 大野 晃さん(長野大教授)
 限界集落の概念を提唱した大野晃教授のインタビュー。
限界集落へ / 西日本新聞
 西日本新聞の限界集落ルポルタージュ特集。
地方活性化のビジョンを示せ 限界集落とコンパクトシティーがキイワード - nikkei BPnet
 猪瀬直樹の考える地方活性化のビジョン。
「限界集落」へ近づく、私の街 - OhmyNews:オーマイニュース
 限界集落は僻地の農村ばかりじゃない。旧ベットタウンの高齢化も。
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下関市のフリーペーパー『083 うみ やま たいよう』

01 08, 2008
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情報誌『083 -うみ やま たいよう-』は、下関市が発行するフリーペーパーです。以前、このブログでも紹介した、北九州市のフリーペーパー『雲のうえ』と同じく、下関市の魅力を広く発信し、市としてのイメージアップ、ブランド力強化のために創刊された無料の情報誌。こちらも経験豊かなプロの編集者とカメラマンが作っています。表紙はリリー・フランキー。年2回発行予定で、発行部数は6万部。

またまた僕らの頼もしい友人、しらたまさんに教えていただきました。さて、その中身ですが、実はwebですべて閲覧できるようになっています。むう、太っ腹。ごく個人的な印象を書きますと、『雲のうえ』が『クウネル』なら、『083』は『リンカラン』といったところでしょうか。

配布場所が近くにない人は、郵送でも送ってくれるそうです。こうしたクオリティの高い誌面づくりは、なかなか「市」だけではできません。こういったかたちでの民間との協働が、どんどん増えればおもしろいですね。

情報誌「083 -うみ やま たいよう-」を創刊しました!-下関市-
雑誌の概要はこちらから。
情報誌「083‐うみ やま たいよう」―下関市
上記リンクから、電子ブック版の『083』を読むことができます。
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長野県飯田市のフリーペーパーOASISU

11 05, 2007
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今回縁あって、長野県は飯田市のフリーペーパー『OASISU(オアシス)』を送っていただきました。去年の冬に創刊されて、現在2号まで発行されています。

このOASISUは、長野県飯田市のUターン・Iターンプロジェクト『結い(UI)ターン』と連携しながら、地元飯田市の情報を発信し、UターンIターンを促進しよう、という趣旨のフリーペーパーです。長野の穏やかな風景とともに、地元のレストランや飲食店、アパレル関係のお店が数多く紹介されています。なかでも僕が面白いと思ったのは、アパレル・ショップの紹介ページにおいて、モデルを飯田市の風景のなかにおいてちゃんと撮影しているところ。これはなかなか良いですね。

この町の良さをもっとみんなに知ってもらいたい。自分たちの住む町を、自分たちの手で変えていこう。こうした意志を持って発行されたフリーペーパー、同じ地元発信型のフリーペーパーとして、ブリッジも応援してますよ!がんばりましょう!

長野県飯田市のUターン・Iターンプロジェクト - 結い(UI)ターン
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フリーマガジン、広島PLUGが創刊

10 27, 2007
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「ねえねえ、こんなの出てたよ!」と、嫁が持って帰ってくれたのが、このフリーマガジン『PLUG』。広島のストリートファッション、ビューティー、ビジネスをフィーチャーした、「広島のお洒落な情報満載」の雑誌らしい。オールカラーで130ページというボリューム。表紙が秋葉市長なので広島市と何か絡みが?と思ったが、そうでもないみたい。広島県内で8万部発行というから相当なものだ。うーむ、すごいんだけど、これWink広島とかのタウン誌とどう差別化していくんだろうか。

発行はサーブコミュニケーションズという会社で、このPLUGという雑誌、元々は岡山で出してたみたいですね。
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プロフィール

bridge

Author:bridge
広島県江田島市周辺の、瀬戸内海の島に住む人々の暮らしを伝えるフリーマガジンBridge[ブリッジ]を発行しています。

ブリッジでは、他にも印刷物の企画制作、写真撮影、webデザイン、イベント企画などを行っています。詳しい業務内容はこちらを、また今までの制作事例はこちら(ブリッジの仕事)をご覧ください。

このブログはブリッジ編集長である、岡本礼教が書いています。ここでは地域の話題からネットの話題まで、雑多にがりがり書き綴ります。日々試行錯誤。

このサイトへのリンクはご自由にどうぞ。リンクの際には連絡は不要です。写真などの転載も、ブリッジの紹介などに使用してもらえるのなら、どうぞご自由にお使いください。

Twitter Bridge
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Bridge別冊『海と風』
イベントのお知らせ
ぐるぐるしましまあるある

ぐるぐるしましまあるある
場所 海友舎

2014年5月24日(土)・25日(日)
10:00~16:00


終了しました。ありがとうございました。


春のえたじま手づくり市

第4回 えたじま手づくり市
場所 光源寺

2014年4月27日(日)
10:00~15:00(小雨決行)

終了しました。ありがとうございました。


秋のえたじま手づくり市

第3回 えたじま手づくり市
場所 光源寺

2013年11月10日(日)
10:00~15:00(雨天中止)

終了しました。ありがとうございました。


春のえたじま手づくり市

第2回 えたじま手づくり市
場所 光源寺

2013年4月28日(日)
10:00~15:00(雨天中止)

終了しました。ありがとうございました。


えたじま手づくり市

第1回 えたじま手づくり市
場所 光源寺

2012年11月11日(日)
10:00~15:00(雨天中止)

終了しました。ありがとうございました。


ACHORDION LIVE in RePS

ACHRDION LIVE in RePS
場所 RePS(リプレイモトサービス2F)

2012年9月23日(日)
17:00オープン 18:00スタート


終了いたしました。ありがとうございました。
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