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今日の話題

07 08, 2008
幼児期の「個性尊重」こそが子どもを押しつぶす。 - 小学校笑いぐさ日記
子供の頃の才能とか個性とか、天才に関する興味深い考察。とてもおもしろいエントリでした。

しかし、僕が驚いたのは上のエントリの中に出てきた、「酒井式描画指導法」の話。こんなの全然知らなかったよ。こんなのあったのなら教えてくれよ。やー、やっと疑問が解けたよー。

というのは、半年くらい前にも、地元のとある公民館で市民美術展みたいなのをやっていたのですが、大人の作品に混じって、地元の小・中学校の生徒の作品もあるわけです。多分、クラス単位で美術の課題をそのまま展示していたのでしょう。あるクラスの作品は相田みつおの模写(言葉は変えてましたけど)がずらりみたいな感じで、観ていてとても驚いたのです。そして、ある小学校のクラスは、給食の風景を描いた水彩画だったのですが、これが全部同じ構図、同じタッチ、同じ色遣い。つまり全部同じ絵。いわゆるちょっと絵の上手な子どもが描いた絵みたいなのばっか。何だこりゃ?子どもの絵を子どもが模写したのか?と思ってたけど、なるほど、これが「酒井式描画指導法」で指導した絵だったんですねえ。

子どもたちの絵の才能を伸ばしたいのか、絵に興味を持たせたいのか、とにかく上手な描き方を教えたいだけなのかはわかりませんが、この指導法でずっと絵を描くことを習っていると、将来確実に絵の描けない子どもに成長していくでしょうね。

酒井臣吾のHP「Web酒井式描画指導法」
TOSS - Wikipedia

ネットで酒井式描画指導法を検索しても、そのほとんどは「この指導法は素晴らしい」みたいなのしか出てこないのですが、なかにはちゃんと異を唱えているところもありました。こういうところがネットのいいところだよね。
酒井式への疑問
美術と自然と教育と
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5 CommentsPosted in 今日の話題
-5 Comments
By Rika07 08, 2008 - URLedit ]

こんにちは。
うちの末っ子もまさにこの指導法を受けて育ってるようです。
保育園から現在まで、直接授業を見たわけではありませんが、教室に貼ってある絵がどれも同じような構図・塗り方なので不審におもって息子に聞くと、「先生が一回一回こう描きなさいって言うとよ!」とのこと。
言うとおりにはやらない息子のことなのでクラスで一人下手な絵になってたのが、今となっては安心ですね。

是非ともこのまま言われることを鵜呑みにしない人間に育って欲しいものです。

By BSC 07 10, 2008 - URL [ edit ]

ぼくは酒井式で指導したことはありませんが,あるひとつの技法としては尊重できます。どの世界でも技法というのはありますし,時には学ぶこともたいせつでしょうね。もちろん毎回酒井式で描かせるとしたら問題ですけどね。
一刀両断できる問題でもないので,様々な角度から考えてみたいですね。
とにかく盛り上がれそうな話題です。またじっくり話したいですね。

By ブリッジ編集長07 10, 2008 - URLedit ]

>Rikaさん
お久しぶりです。
そうなんだねえ、保育園からやるってスゴイよね。
まあ、クラスで一番下手な絵ってのは、ある意味、クラスで一番いい絵かもしれませんよ。

>BSCさん
そう、これBSCさんに今度会ったら訊いてみたいと思っていたことなんですよ。

僕がこの酒井式に違和感を感じるのは、酒井式で完成させた絵が、「大人が頭で考えた子どもらしい絵」を、大人が考えたメソッドに沿ってひたすらなぞらせるだけのものだからです。たしかにこれはひとつの技法かもしれませんが、学ばせるのなら他にも絵画的に完成された技法はたくさんありますよね。

問題は、酒井式で描かれた絵を手放しで「これは子どもらしい視点で描かれた素晴らしい絵だ」と賞賛する大人たちなのかもしれません。素晴らしい絵なら、世の中にもっとたくさんあるし、それをこどもたちにわかりやすく教えてあげるのも、大人の役目だと思います。

By filinion07 13, 2008 - URL [ edit ]

言及ありがとうございます。

>問題は、酒井式で描かれた絵を手放しで「これは子どもらしい視点で描かれた素晴らしい絵だ」と賞賛する大人たちなのかもしれません。
おっしゃる通りだと思います。
 
酒井式は、コンクールで入選することを目的にしている、と言っても過言ではありません。
絵を大人から誉められれば、コンクールで賞を取れば、描いた子どももうれしい…みたいな。
 
しかしその結果生まれるのは、いちいち
「先生、次は何を描けばいいの?」
と聞いてくる子どもです。
 
「誉められたいから絵を描く」ではなく、「絵を描くのが楽しいから描く」子になって欲しいな、と思います。
 
……とはいえ、「さあ好きなように描け」と言って放置するのを教育とは言いませんし……。
何をどう教えれば良いのか……。
 
どう描けばよいか子どもたちが自分で考えられるように教えるべきなのでしょうね。
教師に、それに必要な美術的素養が欠けているのが問題なんだろうと思います。
(勉強中です。構図とか色彩とか…基礎から)
 
それと、酒井式、一斉授業で指導することを前提にしているので、描く対象の選択が、
「指導しやすいもの」
が一つの基準になるのも問題だよな、と思います。
 
キツネとか猫とかシャボン玉とか木の葉とか、同じものが画面の中にたくさんある図が好まれて、いろんな種類のものを含む絵は描けないわけです。
(ディズニー映画で言うと、“アンツ”は描けるけど“モンスターズ・インク”は描けない)
 
黒マジックで輪郭をなぞる、というのも問題が……と、言いたいことは尽きないのですが、すみません、長くなりすぎました。
 
どうか、今後ともよろしくお願いします。

By ブリッジ編集長07 15, 2008 - URLedit ]

>filinionさん

コメント、ありがとうございます。
そうですね、聞いた話だと酒井式は、まさにコンクール向きの描かせ方だということですね。

子どもには、ものをつくることの楽しさとか、自分が描きたかった絵がやっと完成したときの喜びなどを実感して欲しいですね。

こういう順番で描いたら絵ができあがるよ、というだけじゃ、ドラえもんの絵描き歌と何ら変わりないですもんね。

一枚の絵を描き上げることで、どんなに小さなことでも輝くような発見をしてもらいたい。そう思います。

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