先日、ここでも少し触れたのですが、
ふむふむの森の、むふむふさんがブリッジに興味を持ってくれているらしいという話から、バックナンバーを送ろうかどうしようか迷っていたところ、
clover. photograph.のでこぽんさんが、僕より先にむふむふさんに送ってくれたみたいです。どうもありがとう、でこぽんさん!
そして、むふむふさんがさっそくブリッジを読んだ感想を、
「今日もふむふむ。」 の方に書いてくれてます。これがあまりにも嬉しかったので、以下少し長くなりますが引用します。
読んでいると、その土地に住む人々の
暮らしぶりや息吹を感じられるようです。
そんな姿を無理矢理スタイリッシュに表現したり、
逆に大げさな装飾を加えて表現したりせず、
住んでいるからこそ見えるのだろう視線で
シンプルに素朴なデザインで紹介しています。
地元や田舎というと、
そこを離れて都会に住むものにとって
「何かがあった時に戻る場所」とか
「疲れを癒しに行く場所」とか
もしかしたらそんなイメージがあるのかも知れませんが、
僕はそうでもないかな、と思ったりしています。
むしろ生まれ育った場所で都会と同じことができたり、
それ以上の新しくておもしろいことができないのかなあ、と。
そういう気持ちがあったからなのか、
この"Bridge"を読んだときにとても
自分にしっくりくるものがありました。
僕たちがブリッジを創刊するときに考えていたのは、まさにそういうことでした。瀬戸内海に浮かぶ江田島は、一年を通じて素晴らしく気候の穏やかなところです。前はぐるりと海に囲まれ、緑豊かな山もあります。ここには都会のような喧噪もありませんが、みんなが想像するほど不便なところでもありません。昔からの慎ましい暮らしがあって、ここに根を張って生きている人々がいます。その人々の暮らしぶりを誠実に伝えること。そのためには情報誌のような断片的な情報よりも、しっかりと「人」に焦点を当て、掘り下げた読み物にしたい。
そして、ここに住む僕たちが、この島の良いところを見つめ直し、今度はここから新しい何かを始めよう。そのための第一歩が、フリーペーパーBridgeの発行でした。フリーペーパーというのは、もちろん「無料」という意味もありますが、フリー(自由)であり続けるという意味もあるのです。フリーであるということはつまり、おもしろいことなら何だってできるということなんです。
「こんな小さい島で雑誌を作るなんて、ネタなんかすぐになくなっちゃうでしょう」と、よく人に聞かれるのですが、それは違います。みんなに見てもらいたいものや場所、知って欲しい出来事や魅力的な人は、まだまだ沢山あるのです。そして、まだ今から始まる新しいことを、もっともっと知ってもらいたい。僕はそう思っています。
今度のふむふむの森で紹介してもらったことをきっかけに、中学校まで島で暮らし、その後三重県に引っ越された女性の方から、バックナンバーを送って欲しいとのメールをいただきました。こんな風にいろんな場所と人とが繋がってゆくのは、まったくもってネットの面白いところですよね。大阪のむふむふさん、どうもありがとうございました。「僕らのやりたかったことは、実はしっかり伝わってるんだな」と実感でき、それがただただとても嬉しかったのです。